入籍前と入籍後、選ばれているのはどっち?

フォトウェディングを入籍前に撮るか入籍後に撮るかで迷う人は多いですが、データを見ると入籍後に撮る人が83.7%、入籍前が16.3%です。入籍後に撮る人が圧倒的に多数派ということになります。これは、入籍の手続きや引っ越しが一段落してから、気持ちに余裕を持って撮影に臨む人が多いためと考えられます。

ただし、入籍前と入籍後に優劣はありません。入籍前は姓が変わる前の記念として撮りたい人に、入籍後は焦らず準備したい人に向いています。そして重要なのは、入籍から時間が空いても「今さら」ではないということです。新型コロナの影響で式や撮影を延期した人が多く、入籍から1年後、3年後、あるいは10年後に撮るケースも今では珍しくありません。

撮る時期を決めるとき、世間体を気にする必要はほとんどありません。実際に判断の決め手になるのは「年賀状に写真を使うか」「妊娠の予定があるか」「親の年齢」という3つの実利です。この記事では、前後の比較、経過年数別のシナリオ、そして時期を決める3変数を順に解説します。

入籍前と入籍後を比較する

入籍前と入籍後では、撮影の動機や段取りが少し変わります。それぞれの特徴を整理しました。

入籍前と入籍後のフォトウェディング比較

入籍前

選ぶ人の割合

16.3%

主な動機

姓が変わる前の記念

気持ちの余裕

結婚準備と並行で慌ただしい

名義変更との関係

旧姓のうちに残せる

年賀状での活用
時期の自由度

入籍日までに限定

入籍後

選ぶ人の割合

83.7%

主な動機

手続き一段落後に余裕を持って

気持ちの余裕

落ち着いてから撮れる

名義変更との関係

影響なし

年賀状での活用
時期の自由度

自由(期限なし)

割合は複数調査をもとにしたWedLink編集部まとめ。参考値として掲載しています。

入籍前のメリットは、旧姓のうちに記念を残せること、結婚という節目の高揚感の中で撮れることです。一方、結婚の手続きや引っ越しと並行するため、慌ただしさは避けられません。入籍後は、生活が落ち着いてから余裕を持って撮影に臨めるのが利点で、撮影時期の自由度も高くなります。どちらが正解ということはなく、自分たちの状況に合わせて選んで問題ありません。

入籍から時間が空いた場合のシナリオ

「入籍からもう1年経ってしまった。今さら撮るのは変だろうか」という不安は、検索でもよく見られます。結論から言えば、経過年数で撮るべきかどうかが決まることはありません。経過年数別に、よくあるシナリオを見てみましょう。

入籍から1年後は、最も多いパターンの一つです。式や撮影をいったん見送ったものの、やはり記念を残したいと考えて撮るケースです。Yahoo!知恵袋でも「入籍から1年後では遅いか」という相談に対し、回答はほぼ「遅くない」一色で、寛容な反応が並びます。

入籍から3年後は、生活が安定してから、あるいは記念日の節目に合わせて撮るケースです。子どもが生まれて家族で撮りたくなった、という動機もこの時期に多くなります。

入籍から10年後でも、結婚10周年の記念や、当時撮れなかった写真を残す目的で撮影する人がいます。これは「後撮り」や「記念日フォト」とも呼ばれ、時期に期限がないことを象徴する例です。経過年数が空いた撮影については結婚式の後撮りはいつまでOKかで詳しく扱っています。

「今さら感」は本人の中にしか存在しません。撮りたいと思った時が撮りどきだと考えて差し支えありません。

撮る時期を決める3つの実利

世間体ではなく実利で考えると、撮る時期は3つの変数で決まります。

  1. 年賀状に使うか

    写真を年賀状に使うなら、準備が本格化する11月までに撮影を終える必要があります。納品に2週間〜1ヶ月かかるため、10月までの撮影が安全です。

  2. 妊娠の予定があるか

    妊娠の予定があるなら、ドレスや和装で撮るタイミングが限られます。妊娠前に撮るか、マタニティフォトとして撮るか、産後に家族で撮るかを早めに決めておきます。

  3. 親の年齢・体調

    家族と一緒に撮りたい、親に晴れ姿を見せたいなら、親が元気なうちに撮るのが安心です。家族カットを含めるなら親の都合も日程に組み込みます。

この3つのうち最も期限が厳しいのは妊娠の予定です。マタニティフォトとして撮る選択肢もあり、その場合はマタニティフォトウェディングはいつまで撮れるかを参照してください。逆に、3つのいずれにも明確な期限がなければ、撮影時期は完全に自由です。

逆算カレンダーで撮影日を決める

撮る時期の方針が決まったら、撮影日から逆算してスケジュールを組みます。年賀状に使う場合を例に、逆算の流れを示します。

  1. ゴール: 年賀状の準備(11月)から逆算

    年賀状のデザインを11月に始めるなら、それまでに写真が手元にある必要があります。

  2. 納品期間を見込む(2週間〜1ヶ月)

    撮影から納品まで2週間〜1ヶ月かかります。10月中に撮影を終えれば11月の年賀状準備に間に合います。

  3. 撮影の約3ヶ月前に予約

    10月の撮影なら、7月頃には予約を済ませます。秋は紅葉シーズンで予約が埋まりやすいため、早めの確保が安全です。

  4. 撮影の1〜2ヶ月前に打ち合わせ・試着

    衣装の試着や撮影内容の打ち合わせを行い、撮りたいカットを撮影指示書にまとめておきます。

年賀状を使わない場合は、この逆算に縛られる必要はありません。妊娠の予定や親の都合といった、自分たちにとっての実利を起点に日程を決めれば十分です。撮影から納品までの詳しい流れはフォトウェディングの流れ完全ガイドで解説しています。

よくある質問