婚約報告のあとは「結婚挨拶→両家顔合わせ」の順で進める

両家への婚約報告が済んだら、次に控えるのが結婚挨拶と両家顔合わせです。一般的な順番は、まずそれぞれが相手の親へ結婚挨拶に伺い、お互いの挨拶が済んでから両家が一堂に会する顔合わせ(食事会)を開く流れです。挨拶で個別に信頼関係を築いてから、両家の顔合わせに進むとお互い安心しやすくなります。

結婚挨拶では、昔ながらの形では女性側の家から先に訪問するのが目安とされます。とはいえ近年はそこまで厳密ではなく、両家の都合や考え方に合わせて柔軟に決めて構いません。大切なのは、どちらの家にも偏りなく、丁寧に向き合う姿勢です。

本記事では、結婚挨拶の当日の流れとマナー、手土産・服装で気をつけること、両家顔合わせ食事会の段取り、そして婚約報告との順番までを順番に解説します。プロポーズ後の全体像は結婚が決まったらすること一覧もあわせて確認してください。

結婚挨拶の流れとマナー

結婚挨拶は、相手の親に「結婚を許してほしい」「これからよろしくお願いします」という気持ちを、自分の言葉で伝える場です。緊張しても、誠実な姿勢が伝われば形式の細かさはそこまで問われません。

結婚挨拶の進め方

  1. 訪問日を相談して決める

    相手の親の都合を最優先に、2週間ほど前までに訪問日を決めます。手土産や服装も事前に準備しておきます。

  2. 約束の時間ちょうどに到着する

    早すぎる訪問は準備中で迷惑になりがち。約束の時間か2〜3分後を目安にします。玄関先でコートを脱いでから伺います。

  3. 手土産を渡し、まず歓談する

    席についたら手土産を渡し、いきなり本題に入らず少し歓談して場を和ませます。

  4. 結婚の意思を自分の言葉で伝える

    タイミングを見て、結婚を考えていること、相手を大切にしたいという気持ちを自分の言葉で伝えます。

  5. 長居しすぎず、お礼を伝えて辞去する

    話が一段落したら長居せず、時間をいただいたお礼を伝えて辞去します。後日、改めてお礼の連絡を入れると丁寧です。

手土産・服装・当日の会話で気をつけること

当日の印象を左右しやすいのが、手土産・服装・会話の3点です。気負いすぎる必要はありませんが、最低限のマナーを押さえておくと安心して臨めます。

  1. 手土産

    3,000円前後の日持ちする菓子折りなどが無難。相手の家の近くで買うのは避け、自分の地元の品や相手の好みに合わせると気持ちが伝わります。

  2. 服装

    男性はジャケット着用、女性は清潔感のあるワンピースなどきちんとした装いが基本。露出は控えめにし、両家で格をそろえます。

  3. 会話

    相手の親への敬意を忘れず、聞かれたことには正直に答えます。仕事や新生活の話題には前向きに、結婚後の生活設計をふたりで考えている姿勢を見せると安心されます。

両家顔合わせ食事会の段取り

お互いの挨拶が済んだら、両家が顔を合わせる食事会を開きます。結納ほど形式ばらない顔合わせ食事会を選ぶカップルが増えていますが、どちらにせよ事前のすり合わせが当日の穏やかさを左右します。

特に決めておきたいのが、参加する人数(親だけか、兄弟姉妹も呼ぶか)、お店と日程、席順、支払いの分担です。席順は両家の親が向かい合う形が基本で、支払いはふたりが負担するか両家で折半するかを先に相談しておくと、当日に気まずくなりません。当日の進行は、橋渡し役としてふたりがリードし、両家の会話が弾むよう話題を振ると場が和みます。

両家の住まいが離れている場合は、中間地点や交通の便のよい場所を選ぶと双方の負担が偏りません。顔合わせのあとは、いよいよ入籍や結婚式の準備が本格化します。準備全体の流れは結婚式準備チェックリストで確認できます。

婚約報告と結婚挨拶・顔合わせの順番

全体の順番を整理すると、プロポーズ → 両家への婚約報告 → それぞれの親への結婚挨拶 → 両家顔合わせ → 入籍・結婚式準備、という流れになります。婚約報告は「結婚することになった」という最初の一報で、結婚挨拶はその意思を相手の親へ直接伝える場、顔合わせは両家が初めて一堂に会する場、という役割の違いがあります。

両家でタイミングがずれると、遅れて知った側が気分を害することがあります。報告・挨拶・顔合わせのいずれも、両家でできるだけ時期をそろえるよう、ふたりで相談しながら進めましょう。報告の順番や相手別の伝え方は婚約報告は誰に・いつ・どう伝える?にまとめています。

よくある質問