フォトウェディングの髪型選びで押さえること

フォトウェディングの髪型は、参列するお呼ばれの髪型とは選び方が異なります。撮影では衣装を主役に長時間ポーズを取り、屋外ロケでは風や湿度にもさらされるため、「似合うか」だけでなく「崩れないか」が重要になります。衣装を2着以上選ぶ人は66.0%(過去最多)で、ドレスと和装の両方を撮るなら、それぞれに合う髪型を別に用意するのが基本です。判断の起点は髪の長さではなく衣装で、同じロングヘアでもドレスなら華やかなダウンや編みおろし、和装なら低めのまとめ髪が映えます。屋外ロケでは海風・湿度・真夏の汗が崩れの原因になるため、固定力のあるアレンジを選ぶと安心です。また、ヘアメイクのリハーサルや髪飾りの持ち込みは別料金になる場合があり、予約前の確認が欠かせません。この記事では衣装×長さの早見表、ロケ環境別の崩れ対策、リハ相場と持ち込みルールまで、当日に後悔しないための情報をまとめます。お呼ばれゲストとしての髪型マナーは結婚式お呼ばれ髪型のマナーを参照してください。

衣装×長さで選ぶ髪型の早見表

髪型はまず衣装で方向性を決め、次に長さでできるアレンジを絞り込みます。下の早見表で、自分の衣装と長さの組み合わせを確認してください。

衣装×髪の長さ別の似合うスタイル

ドレス(洋装)

ロング

華やかなダウン・編みおろし・ハーフアップ。選択肢が最も広い

ミディアム

ゆるいまとめ髪・ハーフアップ・巻き下ろし

ボブ

外ハネや巻きで動きを出すダウン・耳かけアレンジ

ショート

ツヤと束感を出し、小ぶりのヘッドドレスで華やかに

和装

ロング

低めシニヨン・夜会巻き。洋髪なら大きめのまとめ髪も映える

ミディアム

低めにまとめて襟足をすっきり。毛先を散らさず整える

ボブ

すっきり耳かけ+髪飾りで和の雰囲気に。無理にまとめなくてよい

ショート

生花や髪飾りで顔まわりを彩る。和装でも十分に映える

長さでできることは絞られますが、ショート・ボブでも髪飾りや前髪のつくり方で和装にも洋装にもなじみます。

ドレスと和装を両方撮る場合、それぞれ別のヘアにするか、共通のまとめ髪に髪飾りだけ替えるかで所要時間が変わります。チェンジ込みのスケジュールはヘアメイク担当に事前に相談しておきましょう。

洋髪×和装で「今っぽさ」を出す

和装といえば日本髪を思い浮かべるかもしれませんが、いまのフォトウェディングでは洋髪を合わせるスタイルが主流です。低めのシニヨンやゆるいまとめ髪に髪飾りを添えると、白無垢にも色打掛(いろうちかけ)にもなじみます。

髪飾りの定番は、生花・つまみ細工・ドライフラワーの3種です。生花は色打掛の色とリンクさせると写真映えし、季節感も出ます。つまみ細工は和の趣を強調でき、白無垢の格式高い雰囲気に合います。ドライフラワーはくすんだ色味でレトロな雰囲気が出せ、ナチュラル系の撮影と相性がよい選択です。色打掛は写真映えする衣装として人気で、洋髪に大きめの髪飾りを合わせると華やかさが際立ちます。

和装でも、無理に日本髪にしなくて大丈夫です。洋髪に髪飾りを合わせるだけで「今っぽい和装ヘア」になります。

編集部メモ

実際の和装ヘアの雰囲気は、下記の公開中の投稿が参考になります。

白無垢・色打掛に合わせる和装ヘアの実例。洋髪に髪飾りを添えるスタイルが豊富です。

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ストレートボブに胡蝶蘭を合わせた和装ヘア。ショート・ボブでも和装は十分に映えます。

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ロケ環境別の「崩れない」髪型対策

スタジオ撮影と違い、屋外ロケでは風・湿度・汗との戦いになります。崩れてからの直しには限界があるため、環境に合わせて崩れにくいスタイルを最初から選んでおくのが賢明です。

  1. 海・ビーチ(海風対策)

    強い海風で後れ毛やダウンスタイルが乱れやすい環境です。低めにしっかりまとめたアレンジや、編み込みで固定したスタイルが安心。ベールやヘッドドレスは飛ばされないよう留め方を強化してもらいましょう。海のフォトウェディングは別記事「海のフォトウェディング完全ガイド」もあわせてどうぞ。

  2. 梅雨・湿度の高い季節(うねり対策)

    湿気で巻きが取れたり、うねりが出やすくなります。巻きに頼りすぎず、まとめ髪やツヤを生かしたスタイルが崩れにくいです。湿気に強いスタイリング剤での仕上げをリクエストしておくと安心です。

  3. 真夏(汗・湿気対策)

    汗で前髪や顔まわりが崩れやすい時期です。前髪は上げるかサイドに流す、顔まわりはすっきりまとめると崩れが目立ちません。撮影の合間にお直しできるよう、移動時間に余裕を持ったスケジュールにしましょう。

  4. 神社・庭園(和装ロケ)

    砂利や段差の多い場所では大きく動くため、低めで重心の安定したまとめ髪が崩れにくいです。髪飾りはしっかり固定し、歩行中に落ちないか事前に確認します。

崩れ対策の基本は「動きの少ない時間帯に崩れやすい構図を撮る」「移動の前後でお直しの時間を確保する」の2つです。屋外ロケを選ぶ場合は、ヘアメイク担当が撮影に同行するか、同行しないなら現地でのお直し対応がどこまで可能かも確認しておきましょう。

ヘアメイクリハと髪飾りの実務

当日に「イメージと違った」を防ぐ最大の備えがヘアメイクリハーサルです。そして見落とされがちなのが髪飾りの持ち込みルールです。どちらも予約前に確認しておきたい項目です。

ヘアメイクリハーサルは、本番と同じヘア・メイクを事前に試せるサービスです。プラン内に含まれる場合もあれば、別料金(5,000〜20,000円程度)になる場合もあります。リハで仕上がりを写真に撮っておくと、本番当日に同じイメージを共有しやすくなります。リハがプランにない場合は、希望スタイルの参考画像を当日に持参してください。

髪飾りやヘッドドレスを自分で用意したい場合は、持ち込み料の有無を必ず確認します。スタジオによっては無料のこともあれば、1点あたり数千円かかる場合もあります。和装ヘアの追加(ヘアメイク+着付け)は3〜8万円が相場で、かつらを選ぶ場合は別料金になることが多い点にも注意してください。

和装の衣装そのものの選び方は和装フォトウェディング完全ガイド、おしゃれな構図やポーズはおしゃれなウェディングフォトの撮り方アイデア集、新郎の髪型準備は新郎のフォトウェディング準備もあわせてどうぞ。

よくある質問