まず結論:甥・姪には5〜10万円、年長の親族として多めに

甥や姪の結婚式に叔父・叔母として包むご祝儀は、5〜10万円が目安です。新郎新婦から見て自分が「年長の親族」にあたるため、友人やいとこより一段高く包むのが一般的です。判断の軸は自分の年代と出席の形で、40代なら5万円前後、50代以上または夫婦で出席する場合は7〜10万円を選ぶ人が多くなります。

甥・姪のご祝儀は「他のおじ・おばとの足並み」も意識される場面です。きょうだい(甥姪の親)から見て、複数のおじ・おばで金額に大きな差が出ると気まずくなることもあるため、可能なら事前に金額を合わせておくと安心です。

自分の状況別・甥姪のご祝儀相場

同じ甥・姪でも、自分の年代や出席の形で包む額は変わります。下の表を起点に判断してください。

甥・姪に包むご祝儀の目安(叔父・叔母として)

項目

相場の目安

考え方・ポイント

40代・1人で出席

5万円

年長の親族としての標準帯。関係が深ければ厚めに

50代以上・1人で出席

5〜10万円

年齢・社会的立場が上がるほど多めが一般的

夫婦で出席

7〜10万円

一人分の倍を基準に奇数へ。50代夫婦は10万円も多い

家族(夫婦+子)で出席

10万円前後+子の料理代

子ども1人につき5千〜1.5万円を上乗せ

2026年6月時点のWedLink編集部調べ。地域や親族間のルールで変動します。

甥・姪へのご祝儀が高めになるのは、新生活への支援という意味合いが強いためです。自分が経済的に余裕のある年代であれば10万円を包む人も多く、逆に独立して間もない時期なら5万円でも問題ありません。

夫婦・家族で出席するときの考え方

夫婦そろって甥・姪の式に出席する場合は、一人分の倍を基準にしつつ奇数に整え、7万円または10万円を包むのが目安です。「甥の結婚式 ご祝儀 50代夫婦」のように、年代が上がるほど10万円が選ばれやすくなります。関係が非常に近い場合や経済的に余裕のある場合は、15〜20万円を包むこともあります。

他の親族と足並みをそろえる

甥・姪のご祝儀でばらつきが出やすいのは、複数のおじ・おばがそれぞれ包む場合です。次の点を押さえておくと判断がぶれません。

  1. きょうだい(甥姪の親)に相場を確認する

    甥姪の親であるきょうだいに、他の親族がどのくらい包む見込みかをさりげなく確認します。家として相場が決まっている場合もあり、合わせておくと角が立ちません。

  2. 過去にもらった額を踏まえる

    自分の子どもの結婚式で、その甥姪側(きょうだい)からいくら受け取ったかを思い出します。いただいた額と同程度を包むのが、親族間では納得感のある決め方です。

  3. 地域の慣習を踏まえる

    親族のご祝儀は地域差が大きい分野です。年長の親族に一度確認しておくと安心です。

関係性全体の相場や金額マナーはご祝儀の相場ガイド、おじ・おばや親戚全般の相場は親戚・親族のご祝儀もあわせてご覧ください。

欠席するとき・式を挙げない(ナシ婚)ときのご祝儀

甥・姪の結婚式に出席できない場合も、年長の親族としてお祝いは贈るのが一般的です。タイミングで金額の考え方が変わります。

  1. 招待状の返信前に欠席を伝えた場合

    披露宴のもてなしを受けない分、出席時より抑えた額で問題ありません。出席時の3分の1〜半額(3〜5万円程度)を目安に、式の1週間前までに渡すか現金書留で送ります。

  2. 出席と返信したあとに欠席する場合

    料理や引き出物がすでに手配されているため、出席時と同額を包むのが礼儀です。直前の欠席ほど、この考え方が当てはまります。

  3. 入籍のみで式を挙げない(ナシ婚)場合

    甥・姪への援助の意味合いから、式がある場合と同程度を包む親族も多くいます。家や地域の考え方で幅が出やすいので、きょうだい(甥姪の親)や他のおじ・おばと相談して決めると安心です。

よくある質問

新札の準備や当日の受付を省きたいときは

甥・姪のご祝儀は金額が大きくなりやすく、新札の用意や当日の持ち運びにも気をつかいます。近年は招待状の出欠回答とあわせて、ご祝儀を事前にオンラインで渡せる仕組みも広がっています。新札を準備する必要がなく、当日に祝儀袋を持ち歩く負担もありません。渡し方はオンラインご祝儀の始め方で解説しています。

出典

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