タトゥーがあっても挙式はできる。ただし「会場による・要確認」が原則

タトゥーがあると神前式や教会式の挙式は断られてしまうのでは、と不安になる方は少なくありません。結論から言うと、多くの結婚式場にタトゥーそのものを禁じる明確な規定は基本的になく、タトゥーがあるからといって挙式を諦める必要はありません。一方で、ルールや受け止め方は会場のスタイルや方針によって大きく異なります。

特に神社・寺院での神前式、格式の高いホテルや会場、宗教施設としての教会では、肌の露出を控える配慮を求められたり、見え方への気遣いを期待されたりする場合があります。これは「タトゥー禁止」というより、神聖な場や厳かな雰囲気にふさわしい装いを整えるという文脈での配慮です。

そのため、ここで大切なのは一般論で判断しないことです。同じ「神前式」でも会場の考え方は一つではなく、隣の式場では問題なくても自分の予定する会場では事前相談が必要、ということは普通に起こります。自分が挙式する会場に、早めに直接確認するのが何より確実で安心できる進め方です。本記事では挙式スタイル別の考え方と、会場へ何をどう確認すればよいかを整理します。タトゥー全体の対処は結婚式とタトゥーの基礎ガイドもあわせて確認してください。

挙式スタイル別の考え方

挙式スタイルによって、雰囲気や露出度、求められる配慮の傾向は変わります。あくまで一般的な傾向であり、最終的な可否は各会場の判断による点に注意してください。

  1. 神前式(神社・寺院)

    神聖な場としての装いが重視される傾向があります。白無垢や色打掛など和装が中心で肌の露出は少なめですが、見える位置のタトゥーは控える配慮を求められることも。会場・神社によって方針が異なるため、和装で隠れる範囲か含め事前相談が安心です。

  2. 教会式(チャペル式)

    宗教施設としての教会では、肩や腕を覆う装いを求められる場合があります。チャペル風の式場でも会場の方針はさまざま。ノースリーブやオフショルダーのドレスとタトゥーの位置の兼ね合いは、衣装合わせの段階で確認しておくと安心です。

  3. 人前式・一般の披露宴会場

    形式の自由度が高く、明確な禁止規定がない会場が多い傾向です。とはいえ参列者には幅広い年齢層が含まれるため、見える位置のタトゥーは隠す方を選ぶ人も多いところ。会場ルールより参列者への配慮が論点になりやすいスタイルです。

  4. リゾート・海外・ガーデン/プール演出

    露出の多い衣装や演出になりやすく、タトゥーが見えやすい場面が増えます。隠す準備(衣装選び・カバー)を前提に計画するのが現実的。海外会場は国・施設で考え方が大きく異なるため、手配会社経由でも確認しておくと安心です。

会場へ事前に確認すべきこと

不安を一番早く解消できるのは、会場のプランナーや担当者へ直接たずねることです。聞きづらく感じるかもしれませんが、会場側は装いや演出の相談を日常的に受けており、伝え方を整えれば気まずくなりにくい話題です。

会場への確認の進め方

  1. タトゥーの「位置・大きさ・色」を把握しておく

    背中・腕・足首など、どこに・どのくらいの範囲であるかを整理します。衣装で隠れる位置か、見えやすい位置かで相談の前提が変わります。可能なら写真を用意すると話が早く進みます。

  2. 担当プランナーに「配慮や決まりがあるか」を質問する

    「タトゥーがあるのですが、こちらの会場や挙式スタイルで気をつける点や決まりはありますか」と素直にたずねます。神前式・教会式なら、神社や施設側の意向も確認してもらえるか聞いておきます。

  3. 隠す前提で衣装・カバー方法を相談する

    衣装で隠せる範囲か、カバーメイクやテープの持ち込み・手配が可能かを確認します。会場提携のヘアメイクでカバー対応できるか、外部のカバー専門に依頼してよいかも聞いておきます。

  4. 本番前にリハーサルで仕上がりを確かめる

    カバーで隠す場合、当日のメイクでうまく隠れないケースもあります。事前にリハーサルで色合わせや持ちを確認しておくと、当日に慌てずに済みます。

タトゥーを隠す具体的な方法は、衣装で対応するならウェディングドレスでタトゥーを隠す、メイクで対応するならカバーファンデーションでタトゥーを隠すが参考になります。位置やスタイルに合わせて使い分けてください。

隠すか見せるかは「会場の配慮+参列者への気遣い」で決める

会場のルールをクリアできても、もう一つの論点が参列者への配慮です。結婚式には新郎新婦の家族・親族や会社の関係者など、幅広い年齢層が集まり、写真や動画にも残ります。タトゥーへの受け止め方は人によって差があるため、見える位置のタトゥーは隠す選択をする人が多いのが実情です。

一方で、すべてを隠さなければならないわけではありません。会場が許容し、両家とも理解があるなら、無理に消したり隠したりしない選択もあります。大切なのは、会場の方針を確認したうえで、二人と両家で「式での扱い(隠す/見せる)」をすり合わせておくことです。特に親や親族の気持ちが気になる場合は、伝え方から相談しておくと当日に角が立ちません。家族への切り出し方は結婚式のタトゥーを親にどう伝える?にまとめています。

よくある質問

出典

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