最初に会場を確認し、見せる・隠すを二人で決める
タトゥーの扱いに全国一律の結婚式ルールはありません。会場や付帯施設ごとに利用条件が異なるため、挙式場、披露宴会場、控室、宿泊施設、浴場など、実際に使う場所を会場へ確認します。そのうえで、そのまま見せる、衣装・メイク・テープで隠す方法から二人が納得できるものを選びます。
隠す手段は大きく4つあります。プロ用のカバーファンデで塗って隠す方法、肌色のテープやシールで覆う方法、袖やボレロなど衣装でカバーする方法、そして式場や外部のプロにカバーメイクを依頼する方法です。タトゥーの位置・大きさ・当日の衣装の露出に合わせて、これらを組み合わせて選びます。
会場確認と、衣装・肌カバー・家族への共有は別々の論点です。この記事では全体の判断順を示し、各テーマの詳しい記事へ案内します。
当日のタトゥーへの向き合い方:4つの選択肢
まずは全体像を押さえましょう。「そのまま見せる」「メイク・テープで隠す」「衣装でカバーする」「除去を検討する」の4つが主な選択肢で、正解はひとつではありません。式までの時間や会場のルール、二人の希望を踏まえて決めていきます。
そのまま見せる
会場のルールや家族の理解が得られるなら、無理に隠さない選択もあります。二人がそれを望み、周囲とも合意できているかが判断の軸になります。
メイク・テープで隠す
カバーファンデや肌色テープ/シールで覆う方法。肌への反応、衣装への色移り、汗やこすれを事前に試し、製品表示と会場の持ち込み条件を確認します。
衣装でカバーする
袖付きドレス・ボレロ・グローブ・ストールや和装で、タトゥーのある部位を覆う方法。メイクと併用すると安心感が増します。
除去を検討する(時間に余裕がある場合)
除去は医療行為です。方法、必要回数、期間、費用、合併症の可能性は状態によって異なるため、検討する場合は医療機関で診察を受け、挙式日も伝えて判断します。
タトゥーを隠す主な方法を比較
隠す手段は、密着度・手軽さ・カバーできる範囲が異なります。位置や大きさで使い分けたり、組み合わせたりするのが基本です。それぞれの詳しいやり方は各専門記事にまとめています。
タトゥーを隠す方法の比較
項目 | カバーファンデ | 肌色テープ/シール | 衣装でカバー |
|---|---|---|---|
向いている範囲 | 広範囲も可 | 小〜中サイズ(大判タイプは広範囲も対応) | 部位による |
手軽さ 関節や凹凸はテープが剥がれやすい | 塗る手間あり | 貼るだけで手軽 | 衣装選びで対応 |
水・汗への強さ | 防水タイプあり | 防水タイプあり | 衣装次第 |
当日の崩れにくさ | 重ね塗りで対策 | 剥がれに注意 | 崩れにくい |
仕上がりや持ちには個人差があります。広範囲や精密な仕上がりを求める場合は、エアブラシ等のプロのカバーメイクを式場や専門店に依頼する方法もあります。
塗って隠すコツや当日の崩れ対策はタトゥーをファンデーションで隠す方法で、テープ・シールの選び方と貼り方はタトゥーを隠すテープの使い方で詳しく解説しています。衣装で隠したい場合は、部位×ドレスデザインの組み合わせをウェディングドレスでタトゥーを隠す方法にまとめました。
会場のルールは「場所による」。事前確認が原則
タトゥーへの対応は会場と利用場所ごとに異なります。挙式スタイルや施設の格式から推測せず、利用条件と必要なカバー範囲を担当者へ確認します。和装も襟足や手首などが見えるため、衣装名だけで隠れるとは判断できません。
会場へは、挙式・披露宴だけでなく、控室、着替え、撮影場所、浴場やプールなど付帯施設の条件も尋ねます。海外会場は手配会社を通じて、現地施設の回答を確認してください。
家族へ伝えるかは、必要性と安全性から決める
タトゥーを家族へ伝えるかにも一律の正解はありません。式で見える可能性、会場で必要な調整、共有後の関係と安全性を二人で整理します。暴力や強い威圧などのおそれがある場合は、伝えることを急がず安全確保を優先してください。判断と文例はタトゥーを親に言うか迷ったときで詳しく整理しています。
結婚の報告や両家への挨拶の段取りは、結婚報告をLINEで伝える方法や両家挨拶の流れにまとめています。式の準備そのものを軽くする工夫と合わせて、二人のペースで進めていきましょう。
よくある質問
まとめ
最初に利用する場所ごとの会場条件を確認し、そのまま見せる、衣装・メイク・テープで隠す方法から二人が納得できるものを選びます。除去は医療機関へ相談し、当日のカバーとは別に計画してください。家族へ伝えるかは必要性と安全性で判断します。
出典
[1]
宿泊施設におけるタトゥーがある外国人旅行者の入浴に際し留意すべきこと観光庁 / 取得日: 2026-08-01
