タトゥーは「暗い下地→肌色」の2色重ねとウォータープルーフで結婚式でも隠せる

タトゥーをファンデーションで隠す基本は、色を一発で塗りつぶそうとしないことです。インクの青や黒は肌色を直接のせても透けやすいため、まず肌よりやや暗い・黄みやオレンジみのある色で輪郭を打ち消し、その上に自分の肌色を重ねる「2色使い」が定番です。最後にフェイスパウダーで押さえると、密着して崩れにくくなります。

結婚式で使うなら、選ぶ基準は「ウォータープルーフ(耐水)」「カバー力」「肌なじみ」の3点です。汗や水に強いウォータープルーフタイプなら、当日に汗ばんでも落ちにくく、防水スプレーを併用するとさらに安心とされています。ただし衣類でこすれる部分は色移りや崩れが起きやすいので、ドレスの袖口・背中など触れる箇所は特に注意が必要です。

市販のカバーファンデやコンシーラーで自分で隠す方法のほか、広範囲や色の濃いタトゥーは、エアブラシなどを使うプロのカバーメイクに依頼する手もあります。まずは隠したい部位の大きさ・色の濃さ・当日の動き(露出やハグの多さ)から、自分で塗るかプロに頼むかを決めると失敗しにくくなります。タトゥー全体の考え方は結婚式のタトゥーガイドにまとめています。

カバーファンデの選び方:ウォータープルーフ・カバー力・色

市販でカバーファンデやコンシーラーを揃えるなら、まず製品タイプと色を押さえます。コンシーラーは自分の肌色に合わせて微調整しやすい一方で、きれいに仕上げるにはある程度のメイクテクニックが必要です。広い面はボディ用のカバーファンデ、ピンポイントは固めのコンシーラー、と使い分けると扱いやすくなります。

選ぶときにチェックする4点

  1. ウォータープルーフ(耐水)かどうか

    汗・水に強いタイプは、結婚式やプール・温泉でも崩れにくいとされています。当日の汗や急な雨、涙にも対応しやすく、式の場面では最優先のチェック項目です。

  2. カバー力(色の打ち消し)

    青・黒のインクは透けやすいため、しっかり発色して定着するものを選びます。打ち消し用に肌より少し暗い色や、補色(青みにはオレンジみ)の下地色があると仕上がりが安定します。

  3. 肌へのなじみ・伸び

    よく伸びて肌になじむタイプは、塗りムラやヨレが出にくく自然に仕上がります。広範囲を塗るほど、伸びの良さが時短と仕上がりを左右します。

  4. 色は2〜3色を用意できると安心

    打ち消し用(暗め)と肌色の最低2色、境目をぼかす用も入れて3色あると、肌との段差が出にくくなります。腕と背中など部位で肌色が違う場合も調整しやすくなります。

タトゥー隠しに使われるおすすめのカバーファンデと購入先

タトゥー隠しに使われるカバーファンデは、大きく「カバー力の高い一般向けファンデ」と「舞台・ボディカバー用のプロ用ファンデ」に分かれます。下は編集部が選んだ、タトゥー隠しの定番として実際に使われている商品です。いずれも公式や通販で入手できます。料金は時期や販売店により変わるため、最新は各公式サイトで確認してください。効果や仕上がりには個人差があり、必ず事前に試してから本番に使いましょう。

タトゥー隠しの定番カバーファンデ(おすすめ)

  1. カバーマーク(Covermark)

    カバーファンデーションの老舗ブランドとして広く知られ、シミ・あざ・色ムラはもちろん、カバー力の高さからタトゥー隠しにも定番として使われています。公式オンラインショップや百貨店カウンターで肌色に合わせて選べ、カウンターでタッチアップ相談ができる店舗もあるため、色選びに迷う人にもおすすめです。

  2. ダーマカラー(Kryolan/クリオラン)

    ドイツ・クリオランの皮膚学に基づくカモフラージュブランドで、あざ・傷跡・タトゥーのカバー用として定番のプロ用ファンデです。強い防水性と高いカバー力が特徴で、カモフラージュクリームやパーフェクトコンシーラーは濃いインクの打ち消しにも対応します。色数が豊富で精密に色を合わせたい人に向いています。

  3. 三善(ミツヨシ)

    舞台用化粧品の専門メーカーで、タトゥーコンシーラーやステージファンデーションなどタトゥーカバー用の製品をそろえています。複数色のアソートで調色しやすく、有楽町などの店舗でカバー方法の相談もできる、プロ用として評価の高い定番ブランドです。

  4. マーシュ・フィールド

    タトゥー・あざ・傷跡のカバー用に作られたボディカバーファンデーションの専門メーカーです。黒・赤・青など隠しにくい濃い色にも対応し、油性で水に溶けにくい耐水タイプ。メイク感覚で気軽に塗れて、広範囲を細かく色合わせしたい人におすすめです。公式オンラインショップで購入でき、サンプルが案内されている場合もあります。

結婚式当日に落ちない塗り方の手順

塗り方は「肌を整える→暗い色で打ち消す→肌色を重ねる→粉で押さえる→防水仕上げ」の順が基本です。叩き込むようにのせると密着し、こすって伸ばすより崩れにくくなります。下の手順を、本番前に一度リハーサルしておくと当日あわてません。

  1. 肌を清潔にして乾かす

    隠したい部分を洗って皮脂や汚れを落とし、しっかり乾かします。保湿後はベタつきが残らない程度に時間をおくと、密着が良くなります。日焼け止めを塗る場合も乾いてから次に進みます。

  2. 暗め・補色の下地で輪郭を打ち消す

    肌より少し暗い色や、インクの色を打ち消す補色(青みにはオレンジみ)を、タトゥーの上に薄く重ねます。一度で隠そうとせず、薄く数回に分けて叩き込むのがコツです。

  3. 自分の肌色を重ねる

    打ち消し色が乾いたら、自分の肌色のカバーファンデを上から叩き込みます。タトゥーの外側の素肌となじむよう、境目をスポンジで軽くぼかして段差を消します。

  4. フェイスパウダーで押さえる

    仕上げにルース(またはプレスト)パウダーをのせてテカリと油分を抑えます。粉で押さえると色移りしにくくなり、密着して崩れにくくなります。

  5. 防水スプレーで仕上げる

    ウォータープルーフのメイクキープ(防水)スプレーを軽く吹くと、汗や水への耐久が上がります。吹いたあとは触らず自然乾燥させ、衣装を着る前にしっかり乾かします。

汗・ハグ・写真前提の崩れ対策とお直し

結婚式は、長時間・汗ばむ環境・ゲストとのハグ・至近距離の写真撮影が重なる、メイクにとって過酷な一日です。ウォータープルーフで仕上げても、衣装やゲストとこすれる部分は色移り・崩れが起きやすいので、当日は「こすれ対策」と「お直し準備」をセットで考えます。

当日の崩れを防ぐ・直す工夫

  1. こすれる部位は重点ケア

    ドレスの袖口・背中・抱擁で触れる肩や腕は、こすれて落ちやすい部分です。パウダーを重ねて密着させ、衣装に色が移らないか着る前に確認します。

  2. お直しキットを持参

    当日使ったカバーファンデ・パウダー・スポンジ・防水スプレーを小分けにして持っておくと、披露宴の合間にサッと直せます。介添えの方や同行者に置き場所を共有しておくと安心です。

  3. 色移りしやすい場面の前後で確認

    入場・ファーストミート・親族写真など、近距離の撮影やハグが集中する前に手鏡でチェック。崩れていれば叩き込みで部分補修します。

  4. 広範囲・濃い色はプロのカバーメイクも検討

    エアブラシなどのプロ施術は、肌色に合わせた精密なカバーができ、耐水性があるため数日きれいに保てるとされる店もあります。式場への出張施術に対応する専門店もあるため、自分で塗りきれない範囲は相談すると安心です。

プロに依頼する場合は、ワンポイントから背中一面まで部位・面積で費用と所要時間が変わり、背中全体は2〜4時間程度かかることもあります。式場出張に対応する店もあるので、当日のスケジュールに組み込めるか早めに確認しましょう。テープ・シールとの使い分けはタトゥーを隠すテープ・シールの選び方で、衣装で隠す方法はウェディングドレスでタトゥーを隠すで解説しています。式場ごとのルールは式場・挙式スタイル別のタトゥー対応を必ず事前に確認してください。

よくある質問

まとめ

タトゥーをファンデーションで隠す基本は、「肌より暗い・補色で打ち消す→肌色を重ねる→パウダー→防水スプレー」の順で叩き込むことです。結婚式は汗・ハグ・写真が重なるため、ウォータープルーフを選び、こすれる部位を重点ケアし、お直しキットを持参すると安心です。広範囲や濃い色で自分で塗りきれない場合は、式場出張に対応するプロのカバーメイクも選択肢になります。隠す手段は1つに絞らず、テープ・衣装・メイクを部位ごとに組み合わせるのが、当日きれいを保ついちばんの近道です。

出典

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