入籍日を決める前に押さえておきたい基本

入籍日とは、婚姻届を役所に提出して受理された日のことです。「入籍」は広く使われる言い方ですが、初婚どうしの結婚では夫婦の新しい戸籍をつくるため、正確には「婚姻届の提出」を指します。決め方は大きく分けて、ふたりの記念日で選ぶ、覚えやすい語呂で選ぶ、六曜や暦の吉日で選ぶ、手続きのしやすさで選ぶ、の4つに整理できます。縁起を重視する場合は、六曜の大安に加えて天赦日や一粒万倍日といった開運日が候補になり、2026年は3月5日と7月19日、2027年は7月14日・9月26日・12月11日にこれらが重なります。婚姻届は時間外や休日でも窓口が預かり、持参した日が届出日として戸籍に記載されるのが原則です。

入籍日の決め方は4つの軸で整理できる

入籍日に絶対の正解はありません。大切なのは、ふたりが毎年思い出しやすく、手続きも無理なく通せる日を選ぶことです。まずは次の4つの軸で候補を出すと、迷いが減ります。実際のアンケートでも、入籍日は付き合った記念日など二人にまつわる日に重ねる人が最も多い傾向があります。20代から30代の男女416人に行われた調査では、入籍日を決めた理由の1位は付き合った記念日で32.0%、2位はどちらかの誕生日で12.5%、3位がいい夫婦の日で10.1%と言われています。

入籍日を選ぶ4つの軸

  1. 記念日で選ぶ

    付き合った記念日やプロポーズの日など、ふたりだけの思い出に重ねる選び方。毎年自然に思い出せるのが最大の強みです。

  2. 語呂合わせで選ぶ

    「11(いい)22(ふうふ)」のように語呂で覚えやすい日を選びます。夫婦をあらわす語呂は人気が高く、覚えやすさで根強い支持があります。

  3. 縁起・お日柄で選ぶ

    大安や天赦日、一粒万倍日など暦の吉日を優先します。親世代への配慮になりやすいのも特徴です。

  4. 手続きのしやすさで選ぶ

    仕事の都合や役所の開いている日など、無理なく届け出せる日を優先します。時間外提出も選択肢に入ります。

語呂で選びたい人は入籍日の語呂合わせ一覧も参考にしてください。月別の覚えやすい日をまとめています。

2026年・2027年の縁起のいい入籍日

縁起を重視するなら、六曜の大安に、一粒万倍日や天赦日といった開運日が重なる日が狙い目です。2026年に天赦日と一粒万倍日が重なるのは4回あり、そのうち大安まで揃う"最強クラス"は3月5日と7月19日の2日です。特に3月5日は大安・一粒万倍日・天赦日・寅の日が重なり、2026年でも屈指の開運日といえます。語呂で人気の11月22日は日曜と大安が重なり、翌23日が勤労感謝の日という好条件です。

2026年に注目の入籍日

項目

3月5日

7月19日

11月22日

六曜

大安

大安

大安

重なる開運日

一粒万倍日・天赦日・寅の日

一粒万倍日・天赦日

いい夫婦の日の語呂

曜日

木曜

日曜

日曜

メモ

2026年でも屈指の開運日

不成就日も重なり賛否あり

翌日が祝日で連休になりやすい

六曜・暦の吉日は暦により算出。2026年の日付です。

なお7月19日は最強クラスの開運日である一方、暦のうえで物事が実りにくいとされる不成就日も重なるため、避けるべきという見方もあります。気になる場合は3月5日を優先するなど、判断は人それぞれで構いません。

これから準備を始める人は、2027年の日程が本命になるはずです。2027年に天赦日と一粒万倍日が重なる開運日は次の3日です。

2027年に注目の入籍日

  1. 7月14日(水)

    天赦日と一粒万倍日が重なる開運日。平日なので時間外提出も選択肢になります。

  2. 9月26日(日)

    天赦日と一粒万倍日が重なり、日曜で動きやすい一日です。

  3. 12月11日(土)

    年内最後の天赦日×一粒万倍日。年内入籍の締めくくりに人気が集まりそうです。

このほか2月28日(日)は天赦日と大安が重なる日とされています。六曜や暦の吉日は暦の算出方法で差が出ることがあるため、年をまたいで検討するときは最新の六曜カレンダーで必ず確認しましょう。11月22日を狙う人はいい夫婦の日の完全ガイドもあわせてどうぞ。

避けたい日と縁起との付き合い方

縁起を気にするなら、避けたい日も知っておくと安心です。六曜では仏滅と赤口、暦では不成就日が「避けたい日」の代表とされます。もっとも、六曜を気にするかどうかは人それぞれで、気にしない人にとってはそもそも判断材料になりません。一方で、本人は気にしなくても親や義理の親が気にするというケースは定番で、世代によって温度差が出やすいテーマです。だからこそ、ふたりの希望を軸にしつつ、両家の受け止め方も一度すり合わせておくと後悔が減ります。

時間外・休日でも「持参した日が入籍日」になる

平日の日中に役所へ行けなくても、希望日に入籍することは可能です。全国の市区町村は時間外窓口や夜間・休日受付で婚姻届を24時間365日預かっており、時間外に提出した場合は「持参した日(夜間・休日受付で預かった日)」が届出日として戸籍に記載されます。つまり、大安や記念日が休日や深夜でも、その日に窓口へ持参すれば入籍日にできます。いい夫婦の日のような人気日は日中の窓口が混み合いやすいため、夜間・休日受付を活用すると並ばずに提出日を確保しやすくなります。婚姻届そのものの書き方は婚姻届の書き方ガイドで確認しておくと安心です。

よくある質問

出典

  1. [1]

    令和6年 人口動態統計月報年計(概数)の概況

    厚生労働省 / 取得日: 2026-07-12

  2. [2]

  3. [3]

    入籍日の決め方に関する調査

    アニヴェルセル / 取得日: 2026-07-12