家族のみの結婚式の費用相場(人数別)

家族や親族だけで行う結婚式の費用は、ゲストの人数で大きく変わります。大手結婚情報誌の調査(2024年・全国推計値)によると、挙式と食事会・披露宴を含めた費用総額の平均は、ゲスト10人未満で157万9000円、10〜20人未満で192万3000円、20〜30人未満で244万4000円、30〜40人未満で284万7000円です。いただくご祝儀の総額は10人未満で116万2000円、20〜30人未満で130万7000円で、人数ほどには増えません。費用総額からご祝儀を差し引いた自己負担の割合は、10人未満で約3割、20〜30人未満で約5割と、ゲストが増えるほど高くなる傾向です。総額は少人数ほど安い一方、挙式料・会場費・衣装代など人数で変わらない固定費の比重が大きいため、1人あたりの単価は少人数ほど割高になります。

ゲスト人数別の費用と自己負担(早見表)

下の表は、大手結婚情報誌の調査(2024年・全国推計値)による、ゲスト人数別の費用総額・ご祝儀総額・自己負担の目安です。ここでの費用総額は、挙式に加えて食事会や披露宴を含めた少人数結婚式の総額で、後述する挙式のみの費用とは別のレイヤーだと考えてください。

ゲスト人数費用総額の平均ご祝儀総額の平均自己負担の目安
10人未満157万9000円116万2000円費用総額の約3割
10〜20人未満192万3000円111万4000円約4割強
20〜30人未満244万4000円130万7000円約5割
30〜40人未満284万7000円134万1000円約半分

自己負担とは、費用総額からいただくご祝儀の総額を差し引いた、実際に手元から出ていく金額のことです。たとえばゲスト10人未満なら、157万9000円から116万2000円を引いた約42万円が自己負担の目安になります。なお10人未満では費用総額が100万円台のカップルが最も多く55.2%、100万円未満も19.8%を占めます。表からわかるのは、ゲストが増えるほど費用総額もご祝儀総額も増える一方で、自己負担の割合はむしろ高くなっていくという傾向です。少人数の結婚式は親族が中心になりやすく、ご祝儀の単価が高くなりやすいため、総額に対してご祝儀がカバーする割合が比較的大きいことが背景にあります。

費用の内訳と「固定費」「変動費」の考え方

家族のみの結婚式の費用は、大きく「人数が変わっても金額が動きにくい固定費」と「人数に比例して増える変動費」に分けて考えると、見通しが立てやすくなります。

少人数の結婚式は親族が中心になりやすく、親族1人あたりのご祝儀は約3〜8万円と友人より高めの傾向があります。この高めのご祝儀が固定費の一部を吸収するため、前の表のように自己負担の割合が抑えられます。費用全体のとらえ方は結婚式の費用もあわせて確認してください。

「少人数=安い」とは限らない理由

「人数が少ないから安いはず」という期待は、半分は正しく半分は誤解です。総額そのものは、前の表のとおりゲストが少ないほど安くなります。ただし、ゲストが3分の1になっても費用が3分の1になるわけではありません。挙式料や会場費、衣装といった固定費は人数が減っても大きくは下がらないため、1人あたりの単価はむしろ少人数ほど割高になります。

実際に少人数婚をしたカップルからは、「会場や料理にこだわりすぎて割高になった」「装花を最低限にしたらお祝いのムードが感じられなかった」といった声もあります。一方で、「ゲスト一人ひとりと会話を楽しめた」「両家の親睦が深まった」という満足の声も多く、少人数ならではの良さは費用面だけでは測れません。準備の進め方は少人数・家族婚の準備もあわせて参考にしてください。

費用を抑えるコツ

自己負担をむやみに増やさないために、次のような視点で優先順位をつけると後悔が減ります。

  1. こだわる項目を絞る

    料理・衣装・写真など、ゲストの記憶や記録に残る項目に予算を寄せ、それ以外は標準仕様にとどめると総額を抑えやすくなります。

  2. ご祝儀を計算に入れすぎない

    いただける額は相手次第で確定しません。ご祝儀をあてにせず、自己負担額を基準に予算を組むと安全です。

  3. 挙式のみ・食事会のみも検討する

    披露宴の演出を省いた挙式のみや、食事会を中心にしたスタイルは総額を大きく抑えられます。費用感は挙式のみの費用の記事で確認できます。

  4. 日取りで調整する

    平日やオフシーズンは会場使用料が下がりやすく、同じ内容でも総額を抑えられることがあります。

  5. 招待状は無料のWeb招待状に

    紙の招待状の印刷・郵送費をかけずに、招待から出欠管理までスマホで完結できます。少人数でも管理がかんたんです。

よくある質問

出典

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