まず結論:同僚・部下は3万円、上司として包むなら3〜5万円

職場の結婚式に包むご祝儀は、自分と相手の立場で決まります。同僚や後輩・部下の式に出席する場合は友人と同じ3万円が基本です。一方、自分が上司・先輩の立場で部下や後輩に包む場合は、目上として少し多めの3〜5万円が目安で、平均は約3.5万円。年代や役職が上がるほど5万円が選ばれやすくなります。

職場のご祝儀で特徴的なのは「周囲との横並び」が意識される点です。同じ部署の同僚同士、同じ役職の上司同士で金額が大きくずれると後で気まずくなることもあるため、可能なら事前にさりげなく相場を合わせておくと安心です。

立場・年代別・職場のご祝儀相場

「誰に、自分がどの立場で包むか」で金額は変わります。下の表で自分の状況に近いところを確認してください。

職場の結婚式に包むご祝儀の目安(1人で出席する場合)

相場の目安

同僚・同期へ

3万円

後輩・部下へ(自分が40代)

3〜5万円

後輩・部下へ(自分が50代・役職者)

5万円

上司・先輩へ(自分が部下)

3万円

考え方・ポイント

同僚・同期へ

友人と同じ基準。部署でまとめる慣習があれば確認

後輩・部下へ(自分が40代)

目上として少し多めに。平均は3.5万円前後

後輩・部下へ(自分が50代・役職者)

年代・役職が上がるほど5万円が一般的

上司・先輩へ(自分が部下)

目上に多すぎると気をつかわせるため3万円が無難

2026年6月時点。各社の相場資料・調査をもとに作成。地域や社内の慣習で変動します。

注意したいのは、部下から上司へ包む場合に「多ければよい」わけではない点です。目上の相手に5万円以上を包むと、かえって相手が恐縮したりお返しに気をつかったりするため、立場が下なら3万円にとどめるのが無難です。逆に上司として部下に包む場合は、3万円だと少なく見えることもあるため、年代・役職に応じて5万円を選ぶと収まりがよくなります。

会社の有志でまとめて包むとき

職場では、複数人で一つのご祝儀にまとめる「連名」もよく使われます。次の点を押さえておくと公平に進められます。

  1. 一人あたりの金額をそろえる

    有志でまとめる場合は、参加者の一人あたりの金額を同額にそろえるのが基本です。3千円・5千円など切りのよい額で集め、合計を縁起のよい金額に整えます。

  2. 3名までは表書きに全員、4名以上は「一同」

    ご祝儀袋の表書きは、3名までなら全員の氏名を並べて書きます。4名以上になる場合は「〇〇部一同」などとまとめ、別紙に全員の氏名と金額を書いて中袋に入れます。

  3. 集金と渡し方は幹事を決めておく

    誰が集金し、誰が当日渡すかを事前に決めておくとスムーズです。現金の集金が手間な場合は、オンラインで集めて一括で渡す方法もあります。

関係性全体の相場や金額マナーはご祝儀の相場ガイド、友人として包む場合は友人の結婚式ご祝儀もあわせてご覧ください。

よくある質問

集金や新札の準備を省きたいときは

職場のご祝儀は、有志での集金や新札の用意に手間がかかります。近年は招待状の出欠回答とあわせて、ご祝儀を事前にオンラインで渡せる仕組みも広がっています。現金を集める手間や新札を準備する必要がなく、当日に祝儀袋を持ち歩く負担もありません。渡し方はオンラインご祝儀の始め方で解説しています。

出典

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