まず結論:友人は3万円が基本、親友なら5万円も

友人・友達の結婚式に包むご祝儀は、3万円が基本です。アンケートでも友人として包んだ金額は3万円が約75%を占め、平均は約2.8万円。「迷ったら3万円」が最も無難な選び方です。3万円とされるのは、当日の料理・飲み物・引出物といった自分一人分のもてなし代(約2万円前後)に、お祝い分の1万円を乗せた縁起のよい金額だからです。

そのうえで、とても親しい親友であれば5万円を包む人もいますし、20代の学生や新社会人など収入が少ない時期は2万円でも失礼にあたりにくくなっています。関係の深さと自分の経済状況の両面から、3万円を起点に上下させるイメージで考えると判断しやすくなります。

自分の状況別・友人のご祝儀相場

同じ友人でも、関係の深さや自分の年代で包む額は変わります。下の表を起点にしてください。

友人に包むご祝儀の目安(1人で出席する場合)

相場の目安

一般的な友人・知人

3万円

とても親しい親友

3〜5万円

20代・収入が少ない時期

2〜3万円

学生・新社会人

2万円

考え方・ポイント

一般的な友人・知人

最も標準。約75%がこの金額を選ぶ

とても親しい親友

特別に近い間柄なら5万円を包む人も。気持ちの表れ

20代・収入が少ない時期

事情があれば2万円も許容。お札は枚数の工夫も

学生・新社会人

無理のない範囲で。2は「ペア」として近年容認の流れ

2026年6月時点。各社の相場資料・調査をもとに作成。地域や年代で変動します。

「2万円は失礼では」と気になる人もいますが、2は「ふたり・ペア」を連想させるため縁起が悪くないと考える風潮が広がっています。学生・新社会人など事情がある場合は2万円でも失礼にあたりにくく、お札を1万円札1枚+5千円札2枚にして枚数を奇数にする工夫もあります。金額マナーの詳細はご祝儀の相場ガイドを参考にしてください。

親友に5万円を包むときの注意

親しい友人へ気持ちを込めて多めに包みたいとき、いくつか押さえておきたい点があります。

  1. 相手に気をつかわせない範囲で

    友人で5万円を包むと、相手が「お返しをどうしよう」と気をつかうこともあります。本当に近い親友で、相手も同程度を返せる関係であれば問題ありませんが、迷ったら3万円+心のこもったメッセージやプレゼントという形も丁寧です。

  2. 他の共通の友人と差が出すぎないように

    グループで出席する場合、自分だけ突出して多いと後で話題になることもあります。仲のよいメンバー同士でさりげなく相場を合わせておくと安心です。

  3. 4万円は避ける

    4は「死」を連想させるため、3万円の次は5万円が基本です。間を取って4万円にはしません。

夫婦で出席・欠席するときの友人のご祝儀

友人夫婦そろって出席する場合は、一人分の倍を基準にしつつ奇数へ整え、5万円または7万円を包みます。割り切れる6万円は避けます。連名・中袋の書き方は夫婦で結婚式に参列するときのご祝儀で解説しています。

欠席する場合は、招待状の返信段階なら5千〜1万円(出席時3万円の1/3〜1/2)、出席と答えた後の直前キャンセルなら出席予定額を満額包むのが基本です。式を挙げない友人へのお祝いは式を挙げない結婚祝いの金額を参考にしてください。

よくある質問

新札の準備や当日の受付を省きたいときは

ご祝儀には金額・新札・袱紗・当日の受付など、意外に多くの段取りが伴います。近年は招待状の出欠回答とあわせて、ご祝儀を事前にオンラインで渡せる仕組みも広がっています。新札を準備する必要がなく、当日に祝儀袋を持ち歩く負担もありません。渡し方はオンラインご祝儀の始め方で解説しています。友人として二次会や会費制のパーティーに招かれた場合の会費の考え方は会費制結婚式ガイドも参考になります。

出典

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