人前式の誓いの言葉とは

人前式の誓いの言葉は、参列するゲストに向けて結婚の意思を伝える、式の中心となるパートです。宗教的な決まりがないため内容は自由ですが、多くの場合「始めの言葉(挨拶)・ふたりの誓い・結びの言葉・日付と名前」の4つのパートで構成されます。長さの目安は、2人だけで誓う場合は1分から長くて2分程度、ゲストや親族を交える場合は2分から3分程度とされ、2分を超えるとゲストの集中が切れ始めるといわれます。読み上げ速度から換算すると、1分でおよそ300〜400字、2分でおよそ600〜800字が目安です。

誓いの言葉の基本構成

まずは全体の骨組みを押さえましょう。次の4パートの順で組み立てると、迷わずにまとまります。

  1. 始めの言葉(挨拶)

    参列してくれたゲストへの感謝を述べます。

  2. ふたりの誓い

    これからの夫婦としての約束を、具体的な言葉で伝えます。ここが中心です。

  3. 結びの言葉

    見守ってほしいという気持ちや、決意で締めくくります。

  4. 日付と名前

    誓いを立てた日付と、ふたりの名前を読み上げます。

長さと読み方の目安

原稿ができたら、声に出して時間を計ってみましょう。長すぎるとゲストの集中が切れ、短すぎると気持ちが伝わりにくくなります。

  1. 短め(約30秒)

    要点だけを簡潔に。テンポよく伝えたいふたり向けです。

  2. 標準(約1分)

    感謝と誓いをバランスよく。2人だけで誓う場合の基本の長さです。

  3. 長め(約2分)

    エピソードを交える場合に。ゲストや親族を交えるなら2〜3分までが目安です。

字数の目安は1分で約300〜400字、2分で約600〜800字です。ゲストに問いかける型や子どもと読む型は、やりとりの間が入るぶん、原稿は短めでも所要時間が延びる点に注意します。

型別の文例

以下はWedLink編集部が作成したオリジナルの文例です。そのまま使うより、ふたりのエピソードに置き換えて使うことをおすすめします。

定番の型

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。私たちは今日、皆さまを証人として夫婦になります。これからは互いを思いやり、どんなときも支え合い、笑顔の絶えない家庭を築くことを誓います。未熟なふたりですが、あたたかく見守ってください。

約束を誓い合う型

(新郎)僕は、あなたの話を最後まで聞くこと、そして毎年この記念日を一緒に祝うことを誓います。(新婦)私は、感謝の言葉を口に出して伝えること、健康を大切に笑顔でいることを誓います。ふたりで、支え合える夫婦になります。

ユーモアを交えた型

私たちは本日、夫婦になります。喧嘩をしても、その日のうちに仲直りすること。困ったときは、ひとりで抱え込まず相談すること。そして、どんなに忙しくても「ありがとう」と「ごめんね」を忘れないこと。この3つを、皆さまの前で誓います。

子どもと一緒に読む型

(ふたり)今日から、あらためて家族3人でスタートします。(子ども)パパとママ、なかよくしてね。(ふたり)はい、約束します。これからも3人で、笑顔いっぱいの毎日を過ごすことを誓います。

これらはあくまで骨格です。人前式の流れのなかで、ふたりのエピソードを加えるほど、自分たちらしい誓いになります。なお神前式では誓いの言葉の代わりに三々九度などの作法が中心になり、進め方が異なります。

オリジナルにするコツ

型が決まったら、次は中身をふたりらしくします。コツは「理想の夫婦像を、先に一文にする」ことです。たとえば「価値観を尊重し合う」「喧嘩してもすぐ仲直りする」など、具体的な言葉にしてから肉付けすると、借りものではない言葉になります。

よくある質問

出典

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  2. [2]