隠すかどうかは会場・新郎新婦・自分の希望で決める

結婚式のお呼ばれでタトゥーを必ず隠す、という一律のルールはありません。まず確認したいのは、会場や付帯施設の利用条件、新郎新婦の希望、そして自分が当日安心して過ごせるかです。会場内でも挙式場・披露宴会場と、浴場・更衣室などで条件が異なる場合があります。

写真や動画への写り方に希望があるかも、必要なら新郎新婦に確認できます。タトゥーの有無を理由に、世代や立場だけで相手の受け止め方を決めつける必要はありません。

隠すと決めた場合は、まず服装で見える範囲を調整し、必要な分だけテープやカバーメイクで補えます。この記事では判断順と具体的な方法を整理します。新郎新婦側の全体判断は結婚式とタトゥーの基礎ガイド、テープの使い方はタトゥーを隠すテープ・シールの使い方で確認できます。

隠すかどうかを決める3つの確認事項

服装やカバー用品を用意する前に、次の3点を順に確認します。

  1. 会場と付帯施設の利用条件

    挙式・披露宴会場だけでなく、浴場、更衣室、宿泊施設など利用する場所ごとに条件を確認します。施設ごとの運用は異なるため、一般論で判断しません。

  2. 新郎新婦の希望

    写真への写り方や式の進行上の希望があるか、迷う場合だけ短く尋ねます。回答に合わせて、見える範囲や必要な対応を決めます。

  3. 自分が安心して過ごせる方法

    隠す・見せるのどちらが自分にとって負担が少ないかも大切です。カバー用品を使う場合は、肌への反応や衣服への色移りを事前に確認します。

服装でカバーする:部位別の隠し方

隠すと決めた場合は、まず服装で覆える範囲を試着で確認します。同じ袖丈や襟の名称でも、動いたときのずれや透け方は異なるため、服だけで必ず隠れるとは限りません。

  1. 腕・手首

    長袖や七分袖のドレス、ボレロ・ジャケットを羽織って隠します。手首はロンググローブや時計・ブレスレットで視線を分散させる方法もあります。

  2. 肩・背中・デコルテ

    ハイネックやボートネックなど露出の少ないデザイン、ストールやショールを肩にかけてカバー。羽織りものは式中も外さずに過ごせるものを選びます。

  3. 脚・足首

    ロング丈のドレスやパンツスタイルで自然に隠せます。足首はストッキングの色味で目立ちにくくする手もあります。

  4. 迷ったら和装も選択肢

    着物は首元・手首・足首以外の露出が少なく、広範囲のタトゥーを自然にカバーできます。露出に不安が大きい場合に向いています。

服装で隠す考え方は、新婦側がドレスで隠す場合と共通点が多くあります。デザインと部位の組み合わせはウェディングドレスでタトゥーを隠す方法も参考になります。

服装で隠せない部分はテープ・カバーメイクで

袖から少しはみ出す、首元にあるなど、服だけでは隠しきれない部位は、肌色テープやカバーメイクで補います。どちらを選ぶかは、範囲と部位で決めると失敗しにくくなります。

肌色テープ・シールとカバーメイクの使い分け

項目

肌色テープ・シール

カバーメイク

向いている範囲

小〜中範囲

小〜広範囲

手軽さ

貼るだけで簡単

塗り重ねが必要

関節・凹凸のある部位

剥がれやすい

比較的なじみやすい

色合わせ

肌色を選ぶ

肌色に合わせて調整

汗・水への耐性

ウォータープルーフ品を選ぶ

ウォータープルーフ品を選ぶ

耐水性だけでなく、肌への反応、衣服への色移り、関節での剥がれを事前に試し、製品表示に従ってください。

当日までの準備ステップ

  1. まず服装で隠せる範囲を決める

    招待状の会場・ドレスコードを確認し、隠したい部位に合う服を選びます。大部分は服装でカバーできることが多いです。

  2. 服で隠れない部位を洗い出す

    実際にお呼ばれ服を着てみて、座る・腕を上げるなど動いたときに見える部分をチェックします。

  3. テープかカバーメイクを用意する

    見える部位の範囲に合わせて、肌色テープかカバー用ファンデーションを準備。汗に強いタイプを選びます。

  4. 前日までに一度試す

    当日いきなり使うと色や貼り位置で慌てがち。前日までに一度試して、崩れ方や直し方を確認しておきます。

肌色テープの選び方や貼り方のコツはタトゥーを隠すテープ・シールの使い方、カバーメイクの手順はカバーファンデーションでタトゥーを隠す方法で詳しく解説しています。

心配なときは新郎新婦に一言確認を

ここまで隠し方を紹介してきましたが、いちばん安心なのは、招待してくれた新郎新婦に直接気持ちを聞いてみることです。親しい間柄なら「タトゥーがあるんだけど、隠したほうがいいかな?」と一言添えるだけで、当日の不安が大きく減ります。

「当日利用する場所にタトゥーのルールはある? 写真で希望があれば教えてください」と短く尋ねれば、必要な情報だけ確認できます。回答に合わせて準備し、お呼ばれ全体の持ち物は結婚式お呼ばれの持ち物チェックリストで確認してください。

よくある質問

出典

  1. [1]