結婚式のタトゥーは「消す」前提で考えなくてよい
結婚式が決まると、「式までにタトゥーを消した方がいいのだろうか」と悩む方は少なくありません。けれど、選択肢は除去だけではありません。実際には「そのまま残す」「式の日だけ隠す」「医療機関で消す」の3つがあり、どれを選んでも間違いではありません。まずは選択肢を並べて、自分たちの状況に合うものを冷静に選ぶことが大切です。
注意したいのは、タトゥー除去には時間がかかることです。一般にレーザーでの除去は複数回の施術が必要で、施術と施術の間に数週間〜数ヶ月の間隔をあけるため、トータルで数ヶ月から年単位かかることもあります。つまり、結婚式が近い時期に「式までに消そう」と考えても、間に合わないことが多いのが実情です。除去にかかる回数・期間・効果はタトゥーの大きさ・色・彫り方や肌質によって大きく異なり、個人差が前提となります。
本記事は除去をすすめるものでも、止めるものでもありません。除去の基礎を情報として押さえつつ、「残す・隠す・消す」をどう考えればよいかを整理します。除去を検討する場合の回数・期間・費用・効果は、必ず医療機関(クリニック)で個別に相談してください。タトゥー全体の対処は結婚式とタトゥーの基礎ガイドもあわせて確認できます。
「残す・隠す・消す」3つの選択肢を比較する
それぞれにメリットと向き不向きがあります。式までの残り時間・タトゥーの位置や範囲・両家の理解度などを踏まえて選びましょう。
結婚式に向けたタトゥーの3つの選択肢
残す
- 式までの時間
除去は間隔をあけた複数回施術が前提
不要
- 費用感
かからない
- 体への負担
効果・経過は個人差あり
なし
- 向いている人
会場・両家の理解がある
隠す
- 式までの時間
除去は間隔をあけた複数回施術が前提
短期間でも対応可
- 費用感
比較的おさえやすい
- 体への負担
効果・経過は個人差あり
少ない
- 向いている人
式の日だけ目立たせたくない
消す
- 式までの時間
除去は間隔をあけた複数回施術が前提
数ヶ月〜年単位かかることが多い
- 費用感
範囲・回数により幅が大きい
- 体への負担
効果・経過は個人差あり
ダウンタイム・痛み等あり
- 向いている人
将来的にも消したい意思がある
費用・回数・期間・効果は個人差が大きく、除去はクリニックでの相談が前提です。
タトゥー除去の基礎
除去を検討するなら、まず一般的な流れを知っておくと相談がスムーズです。以下は一般的な目安であり、実際の回数・期間・効果は個人差が大きい点に必ず留意してください。
レーザー除去が一般的
色素をレーザーで分解し、時間をかけて薄くしていく方法が広く行われています。1回で完全に消えるわけではなく、複数回の施術を重ねるのが基本です。
回数は複数回が前提
彫り方や色によって必要回数は変わります。一般的な目安として複数回(数回〜十数回程度)かかることがあり、緑・黄・水色などの色は回数が多くなる傾向があるとされます。正確な回数は診察で判断されます。
施術の間隔をあける必要がある
肌の回復のため、施術と施術の間は数週間〜数ヶ月あけるのが一般的です。そのため回数が多いほどトータル期間は長くなります。
効果・仕上がりには個人差がある
完全にきれいになるか、痕がどの程度残るかは個人差があります。色・深さ・肌質によって結果が変わるため、仕上がりの見通しはクリニックで確認してください。
式までに時間がないなら「隠す」が現実的
ここまで見たように、除去は時間がかかるため、式が近い場合は間に合わないことが多くなります。そうしたケースでは、式の日だけ確実にタトゥーを目立たなくする「隠す」方法が現実的です。隠す手段には主に、カバーメイク(プロ用のカバーファンデ)、肌色テープ・シール、衣装でのカバーがあります。
たとえば背中のタトゥーなら背中の開きが少ないドレスやレースのボレロで覆う、腕ならグローブや袖で隠す、といった衣装選びと、カバーメイクの併用が有効です。当日は汗やハグ、写真撮影もあるため、ウォータープルーフのカバーや事前リハーサルで「崩れにくさ・隠れ具合」を確かめておくと安心です。具体的なやり方はカバーファンデーションで隠すやウェディングドレスで隠すを参考にしてください。
そして、隠すか残すかの判断は会場のルールとも関わります。神社・寺院や格式の高い会場では露出を控える配慮を求められることもあるため、まずは会場ごとのルールと確認の仕方を押さえ、家族の気持ちが気になる場合は親への伝え方もあわせて考えておくと進めやすくなります。
よくある質問
出典
[1]
タトゥーはピコレーザーで何回で除去できるの?医師が詳しく解説ziz CLINIC
[2]
刺青除去レーザーは何回必要か?浦和第一美容クリニック
[3]
ピコレーザーでのタトゥー除去の期間はどのくらい!?ピコレーザーラボ