仏滅の結婚式は非常識?

仏滅という理由だけで、結婚式を非常識と決める必要はありません。ただし、二人が気にしなくても家族が日柄を大切にしていることはあります。編集部は、会場の契約前に両家へ相談することをすすめます。

相談では「仏滅でもいいよね」と結論を急がず、候補日を並べて尋ねましょう。出席してほしい人の都合、希望会場の空き、費用を合わせて比較すると、日柄だけの賛否で話が止まりにくくなります。

仏滅とは|六曜で最も凶とされる日

仏滅は六曜の一つで、国立国会図書館の「日本の暦」では、一般的な解釈として「万事凶」と紹介されています。同資料は六曜の解釈がさまざまで、どれが正しいという基準はないとも説明しています。

暦に書かれた吉凶と、結婚生活の結果を結び付けて考える必要はありません。一方、家族の希望を「迷信だから」と切り捨てると、日取り以外の話し合いにも影響します。六曜の意味を一緒に確かめたうえで、何を大切にしたいかを聞いてください。

仏滅は割引になる?予約しやすい?

仏滅を候補にするなら、同じ内容で別の日の見積もりも取りましょう。仏滅という名称だけで割引や空きが保証されるわけではありません。会場の「日取り限定プラン」が希望日に使えるか、個別に確認します。

比べる項目会場へ聞くこと
日付仏滅すべてが対象か、指定日だけか
人数最低人数を下回ると割引が外れるか
内容料理・衣装・写真は通常プランと同じか
特典現金値引きか、指定商品のサービスか
総額税・サービス料・持込料を含めた差はいくらか
変更日付を変えた場合の料金と取消条件はどうなるか

例えば見積もりが20万円下がっても、別の日には含まれる写真が外れていれば、差額はそのまま節約額にはなりません。この20万円は比較方法を説明する仮定です。実際の金額は希望条件の見積もりで確認してください。

親・親族にはどう伝える?

親には、仏滅を選びたい理由と、まだ変更できる候補をセットで伝えるのがおすすめです。次は相談文例です。

親・親族にはどう伝える?

希望の会場で家族が集まれる日を探したところ、○月○日が候補になりました。この日は仏滅なので、予約する前に、日取りについてどう思うか聞かせてもらいたいです。別の候補は○月○日で、時間帯と費用が少し変わります。日柄で気になることはありますか。

強い反対がある場合は、誰が何を気にしているかを確認します。親族への説明なのか、本人の気持ちなのかで対応は変わります。割引を理由に参加を迫らず、候補日を戻して考える余地を残しましょう。

午後の挙式や別日の入籍なら解決する?

午後開始や別日入籍は、家族が納得できる場合の選択肢です。「仏滅は午後なら必ず吉」と説明するのは避けましょう。六曜の解釈には違いがあり、午後に変えても気になる人はいます。

挙式日と入籍日を分けるなら、家族が重視するのはどちらかを先に聞きます。神前式についても、仏滅だけから神社の受付可否を推測せず、希望する神社の婚礼窓口へ候補日を問い合わせてください。

招待状に仏滅と書いたほうがいいですか?
日柄をわざわざ強調する必要はありません。気にする家族には招待状を送る前に説明し、招待状には日時・場所・出欠期限を明確に記載しましょう。
予約後に親から反対されたらどうしますか?
まず会場へ変更できる日と費用を確認します。その情報を持って両家と相談し、変更するか現在の日程で進めるかを決めます。取消しを先に行わないようにしましょう。

出典

  1. [1]