結婚式が安くなる時期の基本
結婚式の費用は、同じ会場・同じ内容でも挙げる時期によって変わります。安くなりやすいのは、挙式そのものが少ないオフシーズンです。結婚市場の大規模調査(2025年)では、挙式が最も少ない月は8月(3.0%)、次いで9月(4.3%)、1月(5.2%)でした。真夏の猛暑、真冬の寒さ、台風シーズンが避けられやすいためです。式場は予約が入りにくいこうした時期に、割引や特典を厚くして予約を促します。一般にオフシーズンとされるのは12月から2月と7月から8月で、この時期は同じプランでも料金が下がる傾向があります。ただし、安さには天候やゲストの負担というトレードオフもあります。
なぜ時期によって料金が変わるのか
料金差の理由はシンプルで、需要と供給のバランスです。気候が穏やかで写真も映える春(3〜5月)と秋(9〜11月)の土日は予約が集中するため、式場は値引きをする必要がありません。逆に、挙式が少ない真夏や真冬、平日は空き枠が出やすく、割引や特典で埋めようとします。
オンシーズンとオフシーズンの違い
項目 | オンシーズン (春・秋の土日) | オフシーズン (真夏・真冬・平日) |
|---|---|---|
予約の取りやすさ | 埋まりやすい | 空き枠が出やすい |
料金の傾向 | 割引が少ない | 割引・特典が厚い |
注意点 | 希望日は早めの予約が必要 | 猛暑・降雪・連休のゲスト負担 |
出典: 大手結婚情報誌の挙式月ランキングと季節ごとの特徴をもとに編集部作成
元ウェディングプランナーの証言では、勤務していた会場でオフシーズンのプランを通常より80万円ほど安く案内していたという例もあります。割引の幅は会場によって大きく異なりますが、時期を変えるだけで総額に差が出ることは、実務の現場でも共通した傾向です。
仏滅・平日・ナイトの合わせ技
安さをさらに追求するなら、オフシーズンに加えて「割引されやすい条件」を重ねるのが有効です。次のような要素を組み合わせると、割引が積み上がります。
平日に挙げる
ある平日割引プランでは、101名以上で30万円、51名以上で10万円といった人数別の割引が用意されています。平日婚のくわしい割引と注意点は「平日の結婚式」の記事で解説しています。
仏滅など大安以外の日を選ぶ
縁起を気にしない場合、仏滅は予約が集中しにくく割引の対象になりやすい日です。仏滅の考え方は「仏滅の結婚式」の記事にまとめています。
ナイトウェディングにする
夕方から夜の時間帯は昼より予約が埋まりにくく、リーズナブルになる場合があります。演出や帰宅への配慮は「ナイトウェディング」の記事を参考にしてください。
たとえば平日の結婚式と仏滅の結婚式、ナイトウェディングを重ねれば、オフシーズン単体よりも大きく費用を抑えられる可能性があります。ただし条件を重ねるほどゲストの参加ハードルは上がるため、後述する配慮とのバランスが大切です。
安さとゲスト負担のトレードオフ
安い時期を選ぶときに見落としやすいのが、ゲスト側の負担です。年末年始やお盆は、帰省や親戚の集まり、出費が重なる時期で、招待されると予定を空けにくいという声が少なくありません。8月は日中の気温が高く、夏休みで交通費も上がりやすいため、遠方ゲストのお車代の負担が増える点にも注意が必要です。
費用を抑えつつ満足度を保つには、削るところと守るところを分けて考えます。会場費や装花などは時期や工夫で下げられますが、遠方ゲストの交通・宿泊への配慮や、体調に関わる暑さ・寒さ対策は削らないのが基本です。日取り全体の考え方は結婚式の日取りの決め方も合わせて確認してください。
よくある質問
出典
[1]
[2]
[3]
