結婚式の六曜とは|6種の意味と縁起の良い順

六曜(ろくよう)は、暦に記される「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の6種類の吉凶を示す暦注で、「六輝(ろっき)」とも呼ばれます。もとは中国から伝わり、日本では14世紀ごろから使われ、江戸時代末期に広く普及したとされます。

縁起の良い順は一般に、大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅とされます。大安は一日を通して吉、仏滅は最も凶とされる一方で、先勝・先負・赤口・友引はそれぞれ吉とされる時間帯が異なるのが特徴です。六曜に科学的・宗教的な根拠はなく、「仏滅」も仏教とは本来無関係の当て字です。結婚式では日取りの参考にする人が多く、とくに大安が選ばれやすい傾向があります。

六曜6種の意味と吉凶を一覧で比較

まずは6種類の六曜の意味、吉とされる時間帯、結婚式と入籍への向き不向きを一枚の表で確認しましょう。慶事に好適とされるのは大安と友引で、赤口や仏滅は時間帯を選ぶ日とされています。

六曜6種の意味・吉凶・結婚式と入籍への向き

項目

大安

友引

先勝

先負

赤口

仏滅

縁起の良さ

最上

2番目

凶寄り

最も凶

吉の時間帯

終日

朝夕

午前

午後

11〜13時

なし

結婚式

最も人気

人気

午前向き

午後向き

時間帯次第

割引狙いも

入籍

最も人気

好適

午前に

午後に

11〜13時に

気にせず選ぶ人も

午前と午後の境界時刻は正午とする説・14時とする説など諸説があります。仏滅は終日凶とする説が主流ですが、午後は吉とする説もあります。

大安は挙式でもっとも選ばれ、友引がそれに次ぐ人気です。赤口は午の刻とされる11〜13時だけが吉、友引は逆に正午前後の11〜13時だけが凶とされるなど、同じ「時間帯を見る日」でも吉と凶が入れ替わる点に注意が必要です。それぞれの日の実践的な使い方は、赤口とは友引の結婚式先負の結婚式の記事で詳しく解説しています。

六曜を気にする人・気にしない人はほぼ半々

六曜をどこまで重視するかは、いまや人によって大きく分かれています。大手結婚情報誌の調査(2024年・首都圏)によると、六曜を「重視した」人は49.0%、「気にしなかった」人は44.8%と、ほぼ半々で拮抗しています。

六曜に関する最近の調査データ

  1. 重視した49.0% / 気にしなかった44.8%

    大手結婚情報誌の調査(2024年・首都圏)では、六曜を重視する人と気にしない人がほぼ半々。どちらが多数派とも言い切れない状況です。

  2. 挙式日は大安30.6%・友引11.7%

    同じ調査で、実際の挙式日は大安がもっとも多く、友引がそれに次ぎます。赤口を選んだ人も8.5%いました。

  3. 縁起の良い日にこだわった36.7%

    結婚情報メディアの調査(2025年)では、縁起の良い日にこだわった人が36.7%、縁起の悪い日だけを避けた人が16.2%でした。

若い世代では「六曜を気にしない」「そもそも知らない」という人が増える一方、親世代への配慮は依然として必要です。実際、結婚情報メディアの調査(2025年)では、お日柄について親族から何か言われた人が約3割にのぼりました。Q&Aサイトや口コミでも「本人は気にしないが親が気にする」という相談が定番で、二人だけの問題として片づけにくいのが六曜の難しさです。

結婚式と入籍で六曜の考え方は変わる

六曜は挙式日だけでなく、入籍日(婚姻届の提出日)を決めるときにも参考にされます。ただし、挙式と入籍では自由度がまったく違うため、分けて考えるのがおすすめです。

挙式は会場の空き状況や時間帯の制約が大きく、希望のお日柄と会場が両立しないこともあります。一方、婚姻届の受理は六曜と無関係で、役所は縁起の良し悪しに関係なく届出を受け付けます。多くの窓口は24時間365日開いているため、入籍日は挙式より自由に選べます。

そのため「挙式は会場優先で決め、お日柄が気になるなら入籍日を大安などに合わせる」という組み合わせが現実的です。入籍日そのものの決め方は入籍日の決め方、日取り全体の優先順位は結婚式の日取りの決め方で整理しています。気にする場合でも、赤口なら11〜13時、先勝なら午前、先負なら午後に提出するなど、時間帯で折り合いをつける方法があります。

気にする親と気にしない二人が折り合う決め方

六曜は「どちらが正しいか」を争うテーマではありません。二人の考えを先に決め、気にする家族には無理のない範囲で配慮する、という順番で進めるとまとまりやすくなります。

六曜で家族と折り合いをつける手順

  1. 二人の方針を先に決める

    「大安にこだわる」「会場と費用を優先し六曜は気にしない」など、二人の軸を最初に固めます。ここがぶれると後の調整が難しくなります。

  2. 気にする家族がいるか確認する

    両家の親に、お日柄をどの程度重視するかを早めに聞いておきます。約3割が親族から何か言われたという調査もあり、事前確認が後のトラブルを防ぎます。

  3. 挙式は時間帯、入籍は別日で配慮する

    会場都合で希望のお日柄が取れないときは、吉とされる時間帯に挙式のハイライトを合わせる、入籍日だけ大安にするなどで折衷します。

  4. 決めた理由を家族に共有する

    「費用を抑えられる」「ゲストの都合に合う」など、その日を選んだ理由を伝えると、六曜を気にする家族も納得しやすくなります。

よくある質問

出典

  1. [1]

    ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)

    リクルート ブライダル総研

  2. [2]

    結婚式のお日柄・六曜に関する調査(2025年)

    結婚スタイルマガジン(NIWAKA)